あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願いします。
本当に休みの期間はあっという間ですね。休みの間もおいしいお餅をいっぱい食べてお腹がまずそうです。ダイエット頑張ります(毎年言っている気がする)
さて今日は新年ということもあって初詣などに関するお話しをします。
神社、仏閣などでもよく耳にする「敷居をまたぐ」というものがあります。今まで祖母に言われてなんとなーく敷居はまたいできましたがなぜ「敷居」は「またぐ」のでしょうか?
そもそも敷居とは門や出入り口にある部屋と部屋を区切る横木のことで、そこに溝などがあって、ふすまや門などの引き戸が開け閉めができるようになっているものだそうです。そして当たり前なのですが、私たちが目にするのはただの横木の部分だけなのですが、これは当然建物とつながっています。ですので、人が出入りして劣化や壊れたからと言ってそこの見える木の部分だけを取り換えればいいのではなく、建物とつながっている大きな一本の木を取り換えなければならない。しかも一番下の基礎の横木になってくるので、これを取り換えるのは並大抵な工事では済まない。なので、壊れないよう大切にしましょうということで、敷居はまたぐことになったそうです。本当に相手を思いやる実に日本らしい考え方だと思います。
では欧米ではどうなんでしょうか?ちょっと話が長くなりそうなんで次に「またぎます」。それでは本年もよろしくお願い致します。
歯科医師 河合鮎樹