皆様にお願いがあります
愛知県も緊急事態宣言が発令されましたね。皆様の健康を守るため是非、歯医者に足を運んでください。
さて今回は緊急事態宣言とは全く関係ありませんが、皆様にお願いがあってブログを書かさせていただきます。
結論から言うと
「ご家族、またはお友達に75歳以上の方がみえましたら、どこの歯医者でもいいので一度行っていただけるようお言葉添えをお願いします」
というお願いです(お願いがかぶってしまっているのは見逃してください)
このブログを書いている時はまだ日にちが決まっていないのでいつからかというのはわからないですが(夏頃との記載あり)、ある一定以上の所得がある75歳以上の方の医療費負担が2割になることが閣議決定されました。閣議決定されたということはどれだけ騒ごうが覆ることはありません。この決定に思うことは多々ありますが(所得税は百歩譲っても、医療を受ける人の区別を収入で分けるべきではないと僕は考えます)過去のことを嘆いても仕方がないので、今できることをお伝えしたいと思います。お伝えすることは二つ
まず一つ目は「歯医者に行った方が寿命が延びる」ということです。歯の喪失本数と寿命は反比例するという結果が出ています(エビデンスは歯科疾患実態調査で調べると出てくると思います)。つまり、歯が一本でも多ければ寿命は延びるということになります。お父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんになるべく長生きしてもらいたいですよね?最近歯医者にいっているのを見られていないようでしたら是非お言葉添えよろしくお願いします
そして二つ目として、今言っておいた方が「お得」だよ。ということです。ご本人の年収が明確で二割にならないことがしっかりとわかっている方は別ですが、ある程度収入があり、二割になるかどうかわからないのであれば、今のうちに受診しておいた方が一割得します。
今回の医療費の引き上げである一定数の方が「こんなに高くなるなら、わしゃ歯医者に行かん!!」という方が出てくると思います。お気持ち十分わかります。ですので、一割のうちに悪くなっていないかだけでも検診に行っていただきたいのです。別に当医院に来る必要はありません。長いこと御贔屓にされている歯医者があると思います。最近コロナで歯医者に行かれていない方、是非とも歯医者に足を運んでください。歯医者は危ない場所ではありません。コロナになるところでもありません。そしてこれを周りの方に伝えていただけましたら幸いです。ご家族、ご友人のために。それではまた。
歯科医師 河合鮎樹