丑年

丑年

さて私事ではありますが、生まれが丑年でして三度目の年男になります。そんな干支にまつわる話を少しさせて頂きたいと思います。

そもそも干支というのはとても起源が古く、中国の「殷」の時代が起源とされています。もともとは日付や時間、方角を表すもので特になじみのあるものではなかったそうです。

しかし、時は流れ、後漢の時代、中国の王充(おういつ)という方が、字を読むことができない人に、どうやったら十二支を知ってもらえるのか?と考えたところ、身近な動物を割り当ててみようと思い付き、文献にしたところたちまち大ヒット。これが我々が知っている干支の起源になったそうです。ちなみに「丑」と「牛」などで漢字が違うのは初めからあった干支に後から動物を割り当てたため、漢字が違うとのことです。

また国によって十二支の動物が違うそうで、ベトナムではウサギが猫、猪は豚。モンゴルだと虎がヒョウになっているそうです。きっと親しみのある動物が国によって違うからなんでしょうね。

ちなみに僕は丑年なのか、雰囲気なのかはわかりませんが、周りの人によくおっとりしているといわれますが、なかなかのせっかちです(笑)。早生まれなので、子年の学年だからかもしれませんね。今日はとてつもなく取り留めのない話になってしまいました。それではまた。

                      歯科医師 河合鮎樹

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